しかし、愛飲者からの手紙、はがきを見ると「血糖値、血圧が下がった」「尿酸値が改善した」「太りすぎだった体重が減った」「薄毛が改善した」などの報告がある。
価格は百グラム(1か月分)2千円と、同じような健康茶と比べ手ごろなのも特徴だ。
もともと太田社長は炭鉱向け機械設備を製造販売していたが、閉山が相次ぎ転業を決意。親戚に薬草に詳しい人がいたことがきっかけで、独学で漢方や薬草の研究に打ち込み、詩作を繰り返して1984年、甦命茶を完成させた。
その後、知人を介して口コミで利用者が増えていったが、事業が軌道に乗ったのは理美容組合を通じた販売ルートを開拓してから。今では全国の理美容店1万店以上で取り扱っているという。
ほかに農協や生協、商社とも取引がある。
「金もうけがだけが目的ではない」と派手な事業展開を避けてきた太田社長だが、最近、考えを少し変えたという。「エイズで親を亡くした孤児がアフリカに大勢いることをテレビで知った。健康にかかわる一人として何か支援した。しかしそのためには本業をしっかりさせる必要がある。」甦命茶普及のため、県内限定のペットボトル飲料や、企業などと提携した健康モデル事業の展開を検討している。 (報道部・小出久) |